学園祭と、生徒たちの成長

先日、高校生の生徒Aさんから
「週末、学園祭があるので来てください🎵」
と嬉しいお誘いを受けました。
その高校は、私が仕事で関わっている学校でもあり、
行ってみようかなと予定していました。

学園祭の前に、まず午前中は仕事です。
この日は、元生徒Bさんが久しぶりにレッスンに来てくれました。中学卒業後、音楽高校へと進学した生徒さんです。
課外活動のお土産も持ってきてくれて、
高校生活がいかに充実しているかを楽しそうに話してくれました。
演奏も久々に聴かせてもらい、
「わあ、すごく成長したなぁ…!」と感慨深く聴き入りました。あんなに大変だった中学生時代が懐かしい…(笑)。
今は良い環境の中で学び、輝いている様子にとても嬉しくなりました。

午後はいよいよ学園祭へ!
校内は多くの来場者で賑わい、お祭りムード満載。
到着するとちょうど、生徒Aさんが所属する部活動のデモンストレーション試合が始まるところでした。
普段、話では聞いていたものの、実際に観るのは初めて。
「こんな競技だったんだ!」と驚きと発見の連続で、
思っていた以上に引き込まれてしまいました。
やっぱり、体験してみるって大切ですね!

その後は、合唱伴奏を担当している音楽部の演奏も鑑賞。
もう…気分は“部員全員のお母さん”(笑)。
最初の1曲目から、澄んだ声に涙腺がゆるみました。
真剣な眼差しで歌う姿が本当にまぶしくて、

「もう、みんな可愛すぎる!」と心の中で叫んでいました♡

演奏後には、思いがけない再会も。
かつて中学校で伴奏を担当した生徒さんから
「黒崎先生ですよね?あのとき歌ってました!」と声をかけられ、
「よく覚えていたね〜!」と笑顔の会話に。

さらに、音楽部に所属している元生徒Cさんも
「部活、すっごく楽しいです!」と話してくれて、こちらまで笑顔に。

小・中学生だった生徒たちが、高校生になり、
それぞれの道をしっかりと歩んでいる姿に、胸が熱くなりました。
そして、みんなが今も何かしら音楽に関わっていることに、
講師として、何よりの幸せを感じています。

講師冥利に尽きる、心あたたまる一日となりました。