夏 Part2

気が付けば、9月も終わってしまう。。。。
早く振り返りましょう♪

8月後半は、
草津音楽アカデミー&フェスティバルに参加しておりました。

毎年草津町で開催されているこのアカデミー。
海外の著名な先生方のレッスンを2週間みっちりと受講できる、貴重な機会です。

私は、ウィーン国立音楽大学教授である、
Christpher Hinterhuber先生のクラスで、2週間学んできました。

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レッスンは朝9時から始まります。
レッスン会場は、山小屋みたいなロッジです。
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レッスン前の朝の時間、
ロッジに近づくと毎日ピアノの音が聞こえてきます♪
同じクラスメートは最年少9歳の女の子から、私が一番最年長であったでしょうか。。。。。
学び盛りな学生の方々が多く、
自分の学生時代のことを思い出しました。

シューベルトの3つの小品でのレッスンでは、
感情を表に出しすぎないこと、
そして、ペダルについて細かく注意を受けました。
濁りが気になるので、踏みかえを多く、必要最低限のペダリング。
先生には、和声を感じてもっと長いペダルを使いなさいと指摘していただきました。長めに踏んでも、確かに違和感なく濁りも気になりません。
そしてペダルの効果でレガートに聴こえてくるのです。
また、「音の響きを大切にすること」も重要だとアドヴァイスいただきました。
Pやƒを弾く時の手首の動かし方。音の出し方です。
手首のトレーニングにはこれが良いよ!と
レッスン中にアイテムを紹介してくださいました。
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黄色いボールのような部分を回転させ、
それをくるくる回して手首のトレーニングをするそうです。

毎朝、
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天狗山ロッジに更新される情報を確認しに行くことも日課です。
日課と言えば、
毎日開催されるコンサート。
講師の先生方、日本の著名な演奏家の方々の演奏を毎日聴くことが出来ました。下の写真は、サティの能楽師の方を招いて日本初初演の舞台をした時のもの。滑稽さにクスクス笑いが出てしまいました。

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2週間あっという間でしたが、
大事なことを思い出した時間でもありました。
私にはとても必要な事だったと思います。

学んだことを、自分の演奏、生徒さんの演奏に生かしていきたいです。